施工図を見ずに
現場を動かす若手たち
彼らに会社の未来を託せますか?
「若手を現場代理人に育てたいのに、任せられない。」 ――その悩み、どの会社も抱えています。
図面が読めない、原価意識が無い、判断に自信がない、職人や関係者との調整ができない……。多くの現場で共通する課題です。
こうした力は、OJTだけではなかなか身につきません。必要なのは、“現場代理人の仕事の型”を体系的に学ぶ機会です。
福井県建築工業会様が主催した「建築工事施工管理研修」では、若手20名に施工管理の基本から原価管理、デジタル活用までを私の実務経験から得たノウハウをお伝えさせていただきました。
私の研修では、現場代理人に不可欠な【知識・判断力・調整力】をQCDSE別に学んでいただきます。
「自分の役割がはっきり見えた」
「現場を見るポイントが変わった」
といった声が多く寄せられています。
若手を早期に戦力化し、安心して現場を任せられる人材に育てたい
その想いに応えるのが、この研修です。
若手が設計図を読み取れないままでは、施工図も描けず、不整合の発見や施工性の検討が止まり、最終的にはあなたが前に出ざるを得ない場面が増えていないでしょうか。
一方で、若手が「設計図のどこを読み取れば施工図につながるのか」を理解できれば、施工図マネジメント力が身につき、工事計画の精度が飛躍的に向上します。
その結果、設計監理者との打合せや提案の質も高まり、若手が現場を任せられる人材へと着実に育っていきます。
デジタル化の遅れより
深刻なのは
若手が施工図を
「書けない」
「読めない」
「チェックできない」
という現実です。
このままで
本当によいのでしょうか?
施工図は、現場の要
若手が今「施工図力」を
身につけなければ
近い将来、現場は
立ち行かなくなります。
“育てるのは今”
待ったなしです。
しかも、ゼネコンの品質事故は
後を絶ちません。
その多くは
図面の見落としが原因です。
だからこそ
会社の将来のためにも
「施工図を生かして現場で仕事をする技術」
を 若手にしっかりと
身につけさせるべき時です。
「設計図を正しく読み取る力」
「施工図を読める力」
「書ける・書かせる力」
「チェックできる力」
この “4つの力の同時習得” こそが
私たちの施工図研修の
コンセプトです。
そして、若手への
技術伝承と教育は
もはや待ったなしの
経営課題です。
若手にしっかり施工図力を叩き込み
現場の未来を変えるのは、今です!
さあ、一緒に始めましょう。
現場で最初に直面するのは、膨大な図面と専門用語の壁、そして職人からの容赦ない質問攻め。
この研修では、施工図の役割・設計図との違い・現場での使われ方を、実務の流れに沿ってわかりやすく解説します。
そして何よりの“みそ”は―― 実際に現場で新入社員が任されるであろう実務を、模擬体験しながら施工図の使い方を学ぶこと。
座学ではなく、手を動かしながら現場の仕事を疑似体験することで、配属後の“図面に対する苦手意識”を早い段階で払拭します。
実習内容:
①施工管理基礎(RC造、鉄骨造の工程表を作成。施工の基礎知識を身につける)
②施工図基礎(躯体図の記号凡例の読み方、見上げ図のチェック、断面図の作図)
③外部足場計画基礎(外部足場の割付、作図、数量拾い、外部足場計算書の実習)
④ 基礎伏図(生コン数量拾い、発注、コンクリート打設計画の基礎を身につける)
⑤ 構造図(構造リストの読み取りから配筋検査と工事写真の基礎知識を身につける)
現場経験を重ね、職人や業者とのやり取りにも慣れてくる2〜4年目。
一方で、
「口ではそれっぽいことを言えるけれど、図面で具体的に示せない」
「所長から問題定義されても、何も答えられない」
「職長からの質問に自分で答えられない」という壁にぶつかる時期でもあります。
この2~4年次研修では、施工図を“伝える・詰める・問題を見抜く”ための武器として使いこなす力を身につけます。
実際の施工場面を模した演習を通して、以下のような実践力を鍛えます
①基礎配筋図 (鉄筋職長への指示や確認事項を、図面を使って正確に伝える力を身につける)
②地足場計画図(鳶工、型枠工、鉄筋工との打ち合わせ力、計画力、現場生産性を考慮する力を身につける)
③コンクリート施工計画書(基礎躯体工事をもとに、数量拾い、工区分け、打ち継ぎ計画、打設計画を計画し施工計画書としてまとめる力を身につける)
後輩もでき、現場の中堅として期待が高まる5〜9年目。
所長からの指示を待つだけでなく、自ら現場をリードする立場へとシフトする時期です。
現場で主体的に動くためには、施工図が頭に入っていないとできません。
施工図が頭に入っていれば、現場のミスに即座に気づき、自分の言葉で判断・説明ができる。
これが“現場の主導権”を握る技術者の姿”です。
RC造・鉄骨造を問わず、図面に関する質問には自らが即答し、職長・協力業者からの信頼を獲得する力を、この研修で徹底的に鍛えます。
演習では、実際の現場で中堅クラスが直面する課題を題材に、 図面の読み込みとリスクの先取り 設計・施工の不整合を自ら発見し、是正をリード 打合せ・現場指示を施工図ベースで的確に展開 といった実践力を強化。
「考えをまとめる」
「スケッチで自らの考えを伝える」
「図面で人を動かす」
この3つの力を養うため、下記図面を手書きで書いていただきます。
【RC造】
・杭伏図
・掘削図
・基礎伏図
・1階床伏図
・地上階躯体図
・屋根伏図
・タイル割図
・平面詳細図
・建具製作図
【鉄骨造】
・構造図の読み取り
・一般図のチェック
・仕口周りの基礎知識
・鉄骨建て方計画
・仮設ピースの計画と発注
・外壁との納まりと工場先付けピースの発注
【仮設図】
・総合仮設計画図
【工程表】
・全体工程表と月間工程への展開
【各種計算書】
・外部足場計算書
・型枠支保工計算書
・山留計算書
・一級建築士、一級建築施工管理技士
・中部大学工学部建築学科卒業(平成5年)
・清水建設株式会社勤務(2013年退社)
・施工管理経験ゼネコン数:14社
(竹中工務店・大林組・大成建設・鹿島建設・前田建設工業・錢高組・熊谷組他6社)
・2024年4月まで愛知県岡崎市内ゼネコンにて施工管理担当(フリーランス)
・株式会社日本コンサルタントグループ 建設産業研究所 パートナーコンサルタント
2023年が4月より
株式会社日本コンサルタントグループ様
パートナーコンサルタントとして
全国のゼネコン、建設業団体様主催の
研修講師登壇
研修時間(1日研修の場合) |
9:00〜17:00 |
|---|---|
| 受講生の人数 | 数名から20名程度 |
研修スタイル |
リアル研修 もしくは オンライン研修 |
研修場所 |
日本全国どちらでも伺います。 |
研修費用 |
初回のみ
160,000円(テキスト作成費・登壇費込み、税抜き、交通費、宿泊費別途)
2回目以降
テキスト作成料:200,000円/100枚まで(税抜)
講師登壇料:160,000円/1日(税抜)
合計:360,000円(税抜)/1回あたり
※研修内容により変わりますので、都度見積作成いたします。交通費、宿泊費別途 |
| 研修費用に含まれないもの | ・交通費
・宿泊費
・会場費(基本、主催者様にてご用意ください)
・研修テキスト印刷代(基本、主催者様にて印刷ください) |
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